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Oásis

Uma Japa Com Bossa Brasileira

MAKOセカンド・ソロアルバム "Oásis - オアシス" (2015)

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月刊ラティーナ 国内盤新譜レビュー (2015年 7月8日発売)

 

リオで本格的に活動する邦人女性歌手/パーカッショニストの MAKO の 2010 年『Algumas Cores』以来となるソロ 2 作目のアルバム。本作のタ イトル曲は、同郷で親交のある小曽根真が Mako のために書き下ろし、彼女 自身がポルトガル語の歌詞を付けた8「Oásis」。この曲を中心に据え「オア シス=心の休まる場所」をテーマに他の曲を選曲したという。まず、選曲が いいのが Mako のアルバムの特徴で、本作もギンガ、ファッチマ、シコ、イ ヴァン、グヂンなど、MPB 史に深く名を刻む作家の味わい曲が並ぶ。力を 抜いた自然な歌唱法の Mako の美しい歌声を最上級の MPB マナーの演奏 で飾るのは誰かとブックレットを見てみると、いつも別の CD のブックレッ トで名前を見るトッププレイヤーばかり。なんと豪華な。MPB のすごく深い ところに手が届いている希有なアルバムであり、まるでブラジル音楽に祝福 されているかのような包容力に満ち満ちている。

商品詳細情報

 

ブラジル・リオデジャネイロの第一線で活躍する邦人歌手/パーカッ

ショニストが、現地のトップ・ミュージシャンと作り上げたハイセ

ンスなサンバ・ジャズ。2001年よりブラジル・リオデジャネイロを

拠点に歌手・パーカッ ショニストとして活動しているMAKO。

サンバ・パーカッション楽団「モノブロコ」に8年間在籍の後、

2010年にソロ1stアルバム「ALGUMAS CORES」をブラジルで

発表。13年間のブラジルでの音楽活動を通じて築いたネットワークと、ブラジル音楽への深い愛情が結実した5年ぶりのセカンド・アルバム「Oásis - Uma Japa com Bossa Brasileira」“オアシス-ブラジリアンボッサを歌う日本人”が完成。ギンガ、ファチマ・ゲヂス、シコ・ブアルキ、ホベルト・メネスカル、ジョニー・アルフ、イヴァン・リンス、パウリーニョ・ダ・ヴィオラといったMPBの歴史を形作ってきた音楽家の名曲を取り上げ、彼女の活動に共鳴する現地のトップ・プレイヤーがハイセンスなアコースティック・マナーのサンバ・バチーダを刻む全12曲を収録。タイトル曲M8は、彼女と同郷神戸の友人でもある小曽根真氏からのオリジナル提供曲であることも特筆。

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私の2ndアルバムの制作は、音楽プロデュースを手掛けたサックス奏者・作曲家のIdriss Boudrioua氏との出会いが切っ掛けとなりました。アルバムのタイトル「Oásis−オアシス」は生まれ故郷、神戸の友人で世界で活躍するピアニスト・作曲家の小曽根真さんが、今回のアルバム制作に提供してくださった曲です。そして「オアシス=心の休まる場所」をテーマに、他11曲を選曲しました。ブラジル、リオデジャネイロに移り住み13年の月日が経ち、ブラジル音楽を愛さずにはいられない私の歌声を一人でも多くの方に聴いていただきたい、という願いを込めてつくりました。そして、亡き父が永遠に安らかに眠ることができるよう、さらに音楽と向き合い、大きな深い感謝と祈りをこめこれからも歌い続けていきたいです。


~MAKO~

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音楽プロデューサー: IDRISS BOUDRIOUA
編曲 (9. を除く): IDRISS BOUDRIOUA

編曲 (9. ): ISRAEL DANTOS

1. Rio de Janeiro (Guinga e Aldir Blanc
2. Lua Brasileira (Fatima Guedes
3. Lábia (Chico Buarque e Edu Lobo)
4. Cadê Você (Chico Buarque e João Donato
5. Amanhecendo (Roberto Menescal e Lula Freire
6. Nós (Johnny Alf
7. Doce Viver (Dé Palmeira, Nelson Motta e Marcos Valle
8. Oásis (Makoto Ozone e Masako Tanaka
9. Eu Sambo Mesmo (Janet de Almeida
10. Mudança dos Ventos (Ivan Lins e Vitor Martins
11. Ainda Mais (Eduardo Gudin e Paulinho da Viola
12. La Belle Vie (Jean Broussole e Sacha Distel)

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