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ブラジル音楽と私

生まれた時から歌手になりたかった私は、はいはい時期の赤ちゃんの頃から、言葉を話す前に歌っていたそうです。(母の証言)テレビ番組で歌っている歌手に憧れ、何度夢を見たことか。。。幼い頃、マイクを買って欲しくて何度もねだったり... 歌手になることを夢見て大きくなった私、色々な思い出があります。物心ついたころ「自分が生きている意味、与えられた命をどう生きるか」を考え始め、歌手の道を選びます。大学卒業後にブラ ジル音楽との出会いをしたのも偶然の経緯で、私がブラジル音楽を選んだのではなく、ブラジル音楽が私を選んだのだと思っています。偶然とは必然なり。1995年の阪神大震災の被災者になったのが、私の人生を変えてしまった全てのきっかけ。「明日死ぬかもしれない、一度しかない人生、今やりたいことをやらなければ後悔する!」とブラジル行きを決心し、2001年にブラジルに移り、20年近い月日が経ちます。ブラジル音楽は私にとって「生きること、パッション、愛、、、」。ブラジル音楽がなければ今はきっと生きることが出来ないかも?私の生活の基盤となっているブラジル音楽は、私にとって心臓の鼓動となり、死ぬまで一生、一緒に体内に宿る音なのです。

 

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